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鬼滅の刃について。子どもに見せない理由。

テレビ

 

鬼滅の刃がめちゃくちゃ流行っていますね。

 

娘の小学校では、運動会でも「紅蓮華」で踊ったり、子どもたちが登場人物の着ている服と同じ柄のマスクをしていたりと、とにかく流行っています。

 

うちは、一度たまたまテレビでやっていて一緒に観たことがありますが、それ以来見せていません。

 

結構グロい場面があって、正直、まだ小1の娘にはすすんで見せたい内容ではないと思ったからです。

 

見せない理由

これは私の個人的な意見ですが、幼稚園や小学校低学年の子は、まだ現実とメディアの境目があいまいな部分があるなと感じることがあります。

そのため、こういったグロい場面を見ることで心に何も悪い影響がないかと言われると、そうとも言い切れないんじゃないかと思います。だから私は、娘の年齢でこれは進んで見せる必要はないな、と判断しました。

特に娘は人一倍繊細な子のため、そう思いました。

娘も、それほど見たいとは言わなかったし、わざわざこちらで見せようとしなければ見る機会もありません。

 

私はそう思っただけで、周りのお友達はほぼ100%見ていて、それ自体は全然なんとも思っていないし、全く問題だとは思っていません。

 

少し困ったこと

運動会の「紅蓮華」のダンスの練習が始まる前に、学校の先生に「鬼滅の刃見たことある人~?」と聞かれて自分だけ手を挙げなかったと言っていたことがあり、私だけ見てない、みんなが見てるから見たほうが良いのかな、と言ってた事がありました。

みんなが見てるから見た、という人も多いと思います。

私も、「子どもたちみんな見てるものだから見たほうがいいよ~」とすすめられたことが何度かあります。

先生も、みんな好きだから喜ぶだろう、という気持ちだったと思いますが、流行っているからといって全員がそうではないということ、家庭によっても考え方が違う事を配慮していただけたらな、と思いました。

 

私は、娘の学校の子たちとよく話しますが、「みんなこうなのに一人だけ違う」とか、「一人だけじゃなくてよかった~」と言っていることがやけに多いなと感じます。学校の先生も、「みんなはこうだけど、一人だけ~」という言い方をよくされるなと感じます。海外にいたからよけい気になるのかもしれませんが、すごく残念な考え方だなと思っています。

 

これだと、自分で何か考える前に、みんながやっているからやろう、という考え方になってしまったり、「みんな」を基準にして、それに合わせて生きていこうとしてしまいそうで怖いなと思います。

みんなと違う事はダメなことなんだという思考が染み付いてしまいそうです。私は、他の人はこうだけど自分はこうなんだ、とむしろ違う事を誇りに思い、自分を認められるように育ってほしいなと思っています。

 

まとめ

「鬼滅の刃」ひとつとっても、これだけ流行っていたら、見せない方がかわいそうと思ってしまうかもしれません(もちろん、お子さんが楽しんで見てるなら全然良いと思います)。

 

だけど、みんなと同じじゃないという事はそれほど重要でしょうか?見ていないから友達になれないなどということはないし、そのような友達ならあまりつくっても意味がないと思います。

 

むしろこれからの社会で、「みんなと同じように」という考え方は邪魔になります。

 

学校で「みんな同じように」を求められるのに、社会に出てから急に個性を求められても、困ってしまうと思います。

 

ただ「みんなこうしてるから」じゃなく、本当にそうすることが自分の子どもにとっては良いのか、まずは大人がちゃんと考えて選んでいくことがすごく大事なことなんじゃないかな、と思います。

 

私もいつも流されそうになりますが、みんながどうかは関係なく、自分の子どもにとって何が最善か常に考えて、その答えに自信を持って子育てしていきたいなと改めて思いました。

 

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